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　株式会社ソフトエイジェンシーは、2025年日本国際博覧会、（以下、「大阪・関西万博」という）の『未来社会ショーケース事業』「グリーン万博」に協賛する株式会社きんでん（以下、『きんでん社）』が実施する実証実験『快適性評価値「エエきも値」』において、株式会社カルモア（以下『カルモア社』）の定点式におい観測システムLIMOS（リモス）のIoTユニット部を担当いたします。

　　　 定点式におい観測システムLIMOS（リモス）
SuguIoTは下の白いボックスの中に設置
　　

■きんでん社実証実験：快適性評価値「エエきも値」の情報提供による来場者の満足度向上について

きんでん社では、大阪・関西万博会場内の温湿度データの他に、来場者の行動や仕草、周囲の音などをＡＩ解析して得られるデータやセンサーによる来場者の状態などを基に算出する快適性評価値を「エエきも値」と定義。 この評価値を空調設備等の制御に活用するとともに、「エエきも値」の分布状況を会場地図上にマッピングして視える化し、“エエ気持ち”になれる空間情報を来場者に提供して満足度向上を図る実証実験を行います。

カルモア社は、収集データの１つである『匂い（嗅覚）』部分の臭気センサーにおいて、定点式におい観測システムLIMOS（リモス）を提供し、エエきも値を介してSDGs、Society5.0の実現にも貢献されます。

※きんでん社　2023.05.25ニュースリリースより抜粋

■定点式におい観測システム『LIMOS（リモス）』とは

昭和30年代、⾼度経済成⻑の波で急成⻑した⽇本の産業は、同時に臭気苦情問題に悩まされることになりました。昭和46年に施⾏された悪臭防⽌法では⼯場やそのほか事業所に対し臭気の排出規制値(臭気指数規制値)を設けており、その測定⽅法には⼈間の嗅覚を⽤いた嗅覚測定法が採⽤されています。
しかし、⼈間の嗅覚を⽤いた測定⽅法は時間やコストがかかるため臭気の常時監視には不向きでした。
そこで、臭気関連事業を創業以来30年超に渡って取り組んできた実績とノウハウがあるカルモア社は、定点式のにおい観測システム『LIMOS』を開発されました。
匂いが気になる空間や屋外の敷地境界上の⾵下方角などにLIMOSを設置することで匂いの排出状況をリアルタイムで数値化し、測定データは、無線通信版ではセンサ本体（子機）からデータを管理する専用PC（親機）へローカル無線通信を使用し送信され、クラウド版ではモバイル通信を使用し、サーバに送信されます。

ソフトエイジェンシーがIoTユニット部を担当しているクラウド版LIMOSでは、専用アプリは不要で、お手持ちのPCやスマートフォンなどのウェブブラウザから、いつでもどこでも測定データの確認が可能な他、オプション機能として、風向風速計の追加やAPI連携なども可能となっております。測定データは国内のデータセンターに設置された自社保有のサーバ内に構築したプライベートクラウドで管理しております。

LIMOS（クラウド版）のシステム構成の一例

■定点式におい観測システムLIMOSの概要

名称         　　 ： 定点式におい観測システム　LIMOS
発売開始日  　 ： 2020年4月1日（無線通信版）
　　　　　　　　2023年4月１日（クラウド版）
開発・発売元 ： 株式会社カルモア
会社URL  　   ： https://www.karumoa.co.jp/
製品サイト     ： https://www.odorsensor.com/

■4-20mA出力センサ専用IoTユニット『SuguIoT4-20』の概要

名称        　　 ： SuguIoT4-20
構成　　　　 ： モニタリングシステム（自社クラウド）
　　　　　 　 ： 4-20mA出力センサ専用デバイス
　　　　　　 　（4ch版、8ch版、リアルタイム版）
価格帯　         ： お問合せください
開発・発売元   ： 株式会社ソフトエイジェンシー
会社URL        ： https://www.softagency.co.jp/
製品サイト　 ： https://suguiot.jp/

■本件に関するお問い合わせ先

企業名：株式会社ソフトエイジェンシー

TEL：050-5505-5509

Email： support@suguiot.jp